2017 Favourite

■年末年始に、好きなもののベストテン(だったりファイヴだったりスリーだったり)を選ぶ。ってやつを久しぶりにやってみます。とりあえず選ぶだけで手一杯でしたので、コメントとかは後日五月雨式に追加して行ったり行かなかったり。ってことでひとつ。
※「ラジオ」に関してコメントを追加しました(1/3)。

●映画・ベストスリー

・甘き人生
・ロスト・イン・パリ
ベイビー・ドライバー


●ライヴ・ベストテン

・Penny Arcade(2/25下北沢Que)
Summer Sonic 2017(8/19東京 Jose James〜Dua Lipa〜Honne〜エレファントカシマシ〜Kelani〜Black Eyed Peas〜Tuxedo)
菊地成孔×漢 a.k.a GAMI×DJ BAKU(8/27青山Wall&Wall“ROAD TO KAIKOO FES 20XX”)
山下達郎(8/31長野ホクト文化ホール)
Crazy Ken Band(9/2横浜赤レンガパーク)
Erykah Badu(10/7豊洲PIT “Soul Camp”)
・Diana Panton (10/10 丸の内コットンクラブ)
与世山澄子(12/7 代官山晴れたら空に豆まいて)
Nona Reeves(12/17渋谷クラブクアトロ“ヒッピークリスマス”)
・ゆるふわギャング(12/26 渋谷wwwX)


●アルバム・ベストテン

・『Harmony Of Difference [EP]』Kamasi washington
・『Introducing Stokley』Stokley
・『Back 2 Life』LeToya Luckett
・『Street Rituals』Stone Foundation
・『The Search For Everything』John Mayer
・『Paris In The Rain』Sarah McKenzie
・『If All I Was Was Black』Mavis Staples
・『NEW VINTAGE SOUL〜終わりのない詩の旅路〜』伊集院幸希
・『HIKARI』jjj
・『MARS ICE HOUSE』ゆるふわギャング


●ラジオ・ベストファイヴ

・AOR(AFN系・月〜木19:00-21:00)
・Music Freeway(Nack5・月〜木23:00-23:30)
・山本さゆりのミュージック・パーク(ラジオ日本・土20:00-21:00)
・たまらなく、AOR(FM横浜・火深夜0:00-0:30)
小林克也ベストヒットUSA(Nack5・水深夜1:00-2:00)

■「ラジ録」というラジオ録音ソフトを使ってラジオを録音して聞くようになって久しく、通勤中はほとんどラジオ。毎週録音している番組は10本くらいあるが、そのうち、新しい音楽情報を得るために聴くというよりは、昔からのおなじみの曲がたくさんかかるような番組をここでは選んでみた。■『AOR』は東京FM以外のAFN系で放送していて、これは10年以上愛聴している。私の場合は朝の通勤時に聴く場合が多いが、この番組の一番いい聴き方は、地方でクルマ通勤をされている方が仕事帰りに聴く、というものだろう。ちょっとゆるめのドライヴ・ミュージックとして最適な曲が多く選ばれていて、年何度か青森に行った時にクルマでこれを聴くのをいつも楽しみにするようになって久しい。■『Music Freeway』は矢口清治さんの番組で、この方が2016年3月まで10年くらいNHK-FMでやっていた『ミュージックプラザ木曜日』というのが本当にいいオールディーズ番組だったのだが、それがなくなってから一年後、待望の復活ということで毎日聴いている。NHKの時に比べてアメリカントップ40寄りの選曲が多くなり、もう少し変わった曲もかけて欲しい気がするが、番組開始から一年近く経ち、ひと通り有名曲をかけ終わった今後に期待。で、その矢口さんと同じく『全米トップ40』出身の山本さゆりさんの番組も昔の洋楽ヒットが好きな人にはちょうどいい選曲。■『たまらなく、AOR』も始まって二年近くになり、時々ネタ切れ感を感じないではないが(ある特定の年代の、特定の音楽に絞って追っているので仕方のないことだ)、基本的に康夫ちゃんの選ぶ「AOR=アダルト・オリエンテッド・ロック」というのは「アダルト」の要素がそれ程強くなく、「ロック」度がそこそこ強い。そうなると結果的に朝聴くのにちょうどいい爽やか系な曲が多くなるので通勤時に重宝している。■今回、ゆるーく聴ける番組中心に紹介してみたけれど、最後にラジオ版『ベストヒットUSA』、これはフォーマットだけで行くと「昔ながらの――」な風情だけど、選曲に関しては完全に今のヒット曲なので、あまりゆるく聴く感じではなく、私にとってはアンチ・エイジング的な意味合いが強い。これとTVKの『ビルボードトップ40』は毎週欠かさず視聴するようにしていて、そうすると、コンテンポラリー・ヒットについて行けているとまでは言わないが(正直言って、好きになれる曲はどうしても少ないので)、「把握」はできている気がする。